ご利用者様の声

施設に入所中の方で食事や水分の摂取量が数ヶ月前より低下があり、往診医より老衰で余命が1ヶ月と診断。ご家族様よりご連絡があり、時間がかかってもいいので食事介助に来て欲しいとご依頼がありました。ご連絡を頂いた日から１週間後に訪問が開始。施設の一室へ毎日11時～18時に訪問、昼食、夕食の食事介助をメインに訪問。施設スタッフ、施設看護師、ケアマネージャー、訪問リハビリの方と連携をとり、食事介助以外のお時間はお部屋の掃除や洗濯、おむつ交換、体拭き、陰部洗浄、車椅子で公園へ散歩、リハビリなどその時の状態に合わせたケアを行いました。食事は自己摂取が難しく全介助が必要で、ムセ込みもありました。１対１でご利用者様のペースで食事介助を行うことで食事摂取量が訪問開始時よりほぼ全量摂取ができるようになり、おやつの時間を設け食事量や水分摂取量が増加しました。訪問後より表情が明るくなり、意思表示が少しずつできるようになり車椅子で近くの公園のお散歩、スーパーでご自身の食べたいものを一緒に買い物などのケアを実施。失語があり喋れなかったのですが、「おはよう」など時々声が出るようになり、余命が伸びたねとのことでリハビリに使用する新しい靴の購入などできることが増えました。元気になられたので、訪問回数は途中から週4回に変更。訪問開始後より3ヶ月後、発熱が続き病院へ入院となり訪問が終了となりました。

ご家族様より「丁寧に関わって頂きありがとうございました」「感謝しております」とご感想をいただいております。